life in Norway

オスロ大学での留学について気ままに綴ります

授業について①

だいぶご無沙汰してます。ようこです。

 

中間レポート期間を乗り越えてやっと落ち着いたので更新します。

 

8月上旬にオスロに来たものの、授業自体がスタートしたのは9月1週目。。。

8月はもはや夏休みでしたね。

私が履修してる授業は

Norwegian life and society

Gender equality in the nordic countries

Nordic welfare society contemporary perspective

そして、最初は半期の学生対象のノルウェー語の授業をとっていたのですが、ドロップアウトしました。。。先生はノルウェー語でノルウェー語を解説するんですよ。そして週に6時間あるんですよ。課題も毎回でるし、ちょっと負担が大きすぎたのでやめました。授業自体はすごく楽しかったんですけどね。まあなによりドイツ人オランダ人の習得スピードについていけなかったのもあります。彼らの言語はノルウェー語に似てるみたいなので、すーぐ喋れるようになってました。アジア人つらいですね。

 

さて。

 

Norwegian life and socirety は留学生対象の講義です。ノルウェーについて全般的にカバーしてるイントロの授業なので、内容自体は簡単です。大きい講堂での授業なのでたまに出席する意味を見いだせないこともあります。うん。輪講なのでね。教授によってやっぱりクオリティはだいぶ変わってきますね。

Gender equalityのクラスですが、これは週2回で、講義とセミナーです。私がノルウェーにきたのはこの授業を受けるためと言っても過言ではないくらい楽しみにしていた授業です。しかしこの授業、2か月しかなかったんです。もう終わってしまいました。短期集中講座かよ。。。そして来月に3日間でレポートを書き上げるtake home examが待っています。この授業はリーディングの量が半端ないです。読み終わりません。ネイティブスピーカーのアメリカ人さえ、「多すぎ。読み終わるわけないでしょ」というレベルなのでね。毎週毎週大量の論文を読んだわけですが、どれもおもしろかったです。最初の方は量が多すぎてだいぶつらかったですけど、一番勉強になったのはこのクラスですね。

Nordic welfare societyですが、こちらも輪講。まあまあ広めの教室での講義です。最初の方はほんとに北欧の歴史。。。で全然つまらなかったんですが最近の授業はおもしろいです。Genderのクラスの内容と重複しているところもあるので、理解しやすいです。そしてこの授業は2000字の中間レポートがありました。これをパスしないと期末テストは受けられません。うう。たかが2000字、されど2000字!英語でレポートなんてほとんど書いたことなかったので、まずどうやって構成したらいいんだ、、、っていうところから始まり、referenceがとっても厳しいので、それにも時間がだいぶかかり。いったい日本でどんだけてきとうなレポートを書いていたんだと。痛感しました。無事パスできてることを祈るのみです。。。

 

そうそう、こっちの授業でおどろいたことは、

まず授業の時間について。

45分講義、15分休憩、45分講義。という構成です。講義自体は日本と同じ90分なんですが、途中に休憩をはさみます。理由は学生の集中力が切れるから、だろうです。ありがたいです。日本の講義もぶっ続けで90分なんてやめてほしいです。

そしてめちゃくちゃ学生がおとなしいということ。

私の海外の学生のイメージって、授業中ばんばん質問、発言する!みたいな感じだったんですが、それはアメリカだけなんでしょうか。ヨーロッパの学生は全然アグレッシブじゃないです。質問ありますか?しーん。。。っていう状況に驚きました。

 

授業のクオリティは、いいと思います。。。たぶん。

こっちの学生の勉強って、講義中心ではなくて自習中心というか。講義ですべてを説明してくれるわけではないので、自分で文献を読んで理解しないとだめだなと感じます。90分の講義に対して文献は80ページ近いのでまあすべてに触れてくれるわけないですよね。重要なところと、大枠だけ説明してくれる感じです。

ノルウェー人は英語が母語ではないので、教授によっては英語が苦手で「なんかうまく説明できないごめんね」って説明を放棄する人もいますが、全体的にとても分かりやすいイギリス英語で話します。スピードも速すぎずありがたいです。

 

まだまだ授業についてありますが、それは次に続きます。。。